iPhone・iPad・Switch修理専門店のスマートクールイオンモール伊丹昆陽店です!
スマートフォンのバッテリーの劣化問題は、リチウムイオンバッテリーが採用されている以上どんなに高性能なスマートフォンでも付きまとう問題です。
また、誰が使用しても起こる問題なのでバッテリーの劣化は軽視されがちですが、思わぬ故障を生む原因にも繋がります!
今回はバッテリーを劣化を放置してはいけない理由を説明させて頂きます!
バッテリーの劣化とは?
スマートフォンに一般的に採用されているリチウムイオンバッテリーですが、充電ができるバッテリーではありますが使用していくうちにどうしても劣化が進んでしまいます。
まずは、バッテリーの劣化とはそもそもどんなものなのか詳しく見ていきましょう。
最大容量の低下
どんなバッテリーにも、”電力を保存できる量”が決まっています。この量のことをバッテリーの容量と一般的に呼びます。また、未使用にバッテリーの容量のことを最大容量といいます。
つまり、最大容量に対して今使っているバッテリーの容量が小さければ、それだけ劣化が進んでいるといえます。
iPhoneですと、今のバッテリーの容量が最大容量に対して何%の割合を占めているかを確認できます。
例えば、90%の場合は新品の状態に比べて10%劣化が進んでいるということになります。
本来、バッテリーの容量の低下はかなりゆっくりです。
毎回使用する度に体感でわかるほど早くは劣化せず、徐々に劣化が進んでいきます。
そして、気が付いた時には充電の持ち具合が悪く感じるわけです。
あくまでも目安ですが、最大容量に対して現在のバッテリー容量が85%を下回ってくるとバッテリーの劣化が進んでいるといえます。
リチウムイオンバッテリーの酸素の漏れ出し
スタンフォード大学の研究チームによると、リチウムイオンバッテリーが劣化してしまうメカニズムは、リチウムイオンバッテリーの酸素の漏れ出しであることがわかりました。
〇参考
Persistent and partially mobile oxygen vacancies in Li-rich layered oxides | Nature Energy
https://www.nature.com/articles/s41560-021-00832-7
Scientists discover how oxygen loss saps a lithium-ion battery’s voltage | SLAC National Accelerator Laboratory
https://www6.slac.stanford.edu/news/2021-06-11-scientists-discover-how-oxygen-loss-saps-lithium-ion-batterys-voltage.aspx
リチウムイオンバッテリーには酸素も含まれているのですが、バッテリーの使用によって微量の酸素が漏れ出し続けることでバッテリーの構成物質の化学的構造や性質に変化が現れるとのことです。
バッテリーの劣化が引き起こす問題
バッテリーの劣化は、様々な問題を引き起こします。
その劣化に伴う問題についてみていきましょう。
充電の持ち具合の悪化
誰しもが一番ご存知である、充電の持ち具合が悪くなってしまう問題ですね。
これは、バッテリーの容量の低下が引き起こす一番わかりやすい問題ともいえます。
保存できる電力量が小さくなってしまうと、充電の持ちが悪くなることは想像しやすいですね。
端末の発熱が激しくなる
バッテリーは駆動する以上、どうしても熱を帯びてしまいます。
これは避けられないものですが、劣化が進んでしまったバッテリーは時に端末自体にかなりの熱を持たせてしまいます。
スマートフォンには冷却用のファンが備わっていないので、熱暴走を起こしシャットダウンの頻発や取り返しのつかない熱破損を引き起こすことも。
バッテリーの膨張
劣化したバッテリーは、時に重大な膨張を引き起こすことがあります。
酸素との結合がなくなってしまった分子やバッテリー内の電解液の気化によって、本来の体積の何倍にも膨れ上がり画面のガラスを割るほどの圧力になることもございます。
また、バッテリー内の化学物質の発煙、発火を引き起こす事例もございます。
交換には少し早いぐらいが交換の時期!~実際のバッテリー交換の様子もご紹介~
これまで、バッテリーの劣化が引き起こす問題について説明させて頂きました。
つまり、「最近充電の持ち具合が悪いなあ」と思ったタイミングが一番安全に交換できる最適のタイミングなんです!
スマートクールイオンモール伊丹昆陽店では、iPhoneをはじめとして、iPadやSwitch、一部Androidのバッテリー交換を承ることが出来ます!
こちらは、本日実際にバッテリーを交換させて頂きましたiPhone 11です。
交換前のバッテリー容量は84%でしたので、このタイミングで交換が出来てよかったです!
取り返しのつかない事態になる前に早めの交換を!
スマートクールイオンモール伊丹昆陽店では、iPhoneの場合は最短わずか30分でバッテリー交換を承ることが可能です!
バッテリーの劣化を放置していると、取り返しのつかない事態にも繋がります!
そうならない為にも、ぜひ早めのバッテリー交換を心掛けましょう!!!
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